1.読まれる文章とは【モテるライティング講座オンライン】

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※本記事は「放課後ライティング倶楽部」メンバーへ無料で公開します。
※各地で開催の「モテるライティング講座」と同内容の文字起こしverです。
※2020年4月5日公開
※1,695文字

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書くことについて私が知っているわずかなことの一つに、一回一回、すぐに使い尽くせ、打ち落とせ、弄べ、失え、ということがある。
本の後ろのほうで、または別の本で使おうと思うな。もっと他のこと、もっと良いものは、あとで現れる
- アニー・ディラード(エッセイスト)

文章を書くのに必要なチカラ

今日みなさんは「文章の書き方」を学ぶためにお集まりいただいています。

ブログを書いている方
ネット通販を運営されている方
SNSでイベント主催をし集客している方
毎日SNSで日記を書いている方
本を出版したい方
書くことでご縁をつなげたい方
ベストセラー作家の秘密を知りたい方

いろいろな状況・環境の方が本講座に集まっています。

私はみなさんがどれくらいの文章を書けるのか知りません。

今すぐにでも出版できる文章レベル。
ほとんど書いたことがない、日記も短文しか書けないレベル。
そこそこレベル。
私よりはるかに上手いレベル。

みなさん一人ひとりの文章力はバラバラでしょう。

しかし、書くのが上手いにせよ苦手にせよ
文章を書く人すべてに共通して必要なチカラがあります。

「読ませる文章力」

どんなに良い内容の文章を書いたって自分以外にだれかに読んでもらわないと、意味がないのです。

人を集客する文章。
自分を考えを表現する文章。
毎日の日記。

読んでもらわないことにはあなたが書く文章は存在しないのと同じです。

「書くのはニガテだから・・・」
と嘆いても、書いた文を表に出すのなら「読ませる文章」は必要なのです。

読まれる文章とはどういったものか

あっさり言います。


読まれる文章=読みやすい文章

読まれない文章=読みにくい文章


大前提です。これしかありません。

どれだけ文章表現・例え話・エピソードが巧くても、読みにくければ読んでもらえないのです。

読んでもらえて、はじめて表現方法を学ぶんです。

ネットニュース記事はお読みになりますか?
3行ほどで疲れる文章ってありません?私はあるんです。

ニュース記事の見出しはすごい惹きつけられるのに、読み始めると読み進めることができない。

読んでいて疲れるんです。

文章に技巧を凝らしても、「てにをは」表現が完璧でも、読み進めることができないような文章はいけません。読みたくないんだもの。

読まれる文章、読ませる文章とは「読みやすい」文章です。

判断するのは誰か

読まれる文章、読ませる文章を判断するのは一体だれでしょうか。

誰だと思います?

読者?

いえ、違うんです。もっと身近にいます。

「自分」です。自分が判断するんです。

自分が書いた文章を誰よりも先に読むのは自分自身にほかなりません。
最初の読者はあなたです。あなたの一番の読者はあなたなんです。

読みやすいか、読みにくいかの判断はあなたがしなくてはいけません。

「読書量は文章の上手下手に関係する」といわれるのは、読みやすい文章をどれだけ知っているかに関係するからですね。

読みやすい文章をたくさん知っていれば、文の知識が増えます。
知識は使うことができます。

また、
読みにくい文章を知っていれば、あなたは避けることができます。

「あ、こりゃあ読みにくいな。こういう文章を書くのはやめておこう」

と心に留めておくことができるのです。

ですから、読書量は文を書くのに有用な一面をもつのです。
本をたくさん読んでいると、「読みやすい文章」と「読みにくい文章」のジャッジが自分でしやすいんですよ。