AWCテンプレート

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放課後ライティング倶楽部(AfterSchool Writing Club)の頭文字でAWCテンプレートです。

文章を書くのに慣れていない人は、いろいろなことを同時にやりすぎなのではないでしょうか。

・何をつたえるか
・どんな内容を書くか(あらすじ)
・どんな順番で書くか(文章構成)
・いかに上手に表現するか

文章が苦手・伝えるのがうまくない人ほど、同時にやってしまいます。
ひとつひとつ分けて考えてあげると、なにを書くか・何を考えるのかが見えやすくなります。

【書き書きアウトプット】

■伝えたいことは何ですか?一文で書いてみましょう。

■あなたの文章を読んでくれたあとは、どうなってほしいですか?
(行動する・感情が湧きおこる・思考する)

■あなたの文を読んで読者がワクワクしています。どんなコメントをしてもらうとあなたは嬉しいですか?

■あなたの文を読んで読者はガッカリしています。それはなぜでしょうか。

■なぜあなたはそれを伝えたいのですか?キッカケはありますか?
あなたに起きた(あるいは誰かから聞いた)エピソードを書いてください。
エピソードを書くコツは事実を書くんです。あなたの考えは入りません。
頭の中にある映像・音声を文字にしてください。

■あなたと同じ(似た)内容のことを誰か別の人は言っていますか?
その人の伝えたいメッセージはなんでしょう。
あなたとの違いはなんですか?

【ワードフィッシング】

【書き書きアウトプット】で書いた伝えたいこと。読んだ後の読者の未来。ワクワクコメント。ガッカリコメント。エピソード。類似内容。
書いた内容から思いつくキーワード(単語)をドンドン出してください。文ではなく単語で出しましょう。

【パズルdeプロット】

【ワードフィッシング】で出てきた単語を起承転の3つに当てはめます。結はまとめなので要りません。どこにハマるでしょう?

起(読者を起こす)問題提起・結論・問いかけ・状況説明・共感させること
承(起こした読者を受け止める)根拠・エピソード・説明
転(自分の伝えたいこと)あなたのメッセージ

【レッツライティング♪】

■今から書く記事であなたが伝えたいことを3~4行程度でまとめてください。Twitterにつぶやくような感じです。これが「結」に当たります。

■上でまとめた中であなたが一番伝えたいことを「転」のキーワードを使って書いてください。

■なぜそのように思ったのか。エピソードや根拠を「承」のキーワードを使って書いてください。箇条書きでもかまいません

■「起」のキーワードを使ってなんでもいいから文章を書いてください。なんでもいいです。
★書き終われば起の内容を「抽象化」してください。

【逆転推敲】

■書いた順序を逆にします。起承転結の順番に戻します。
抽象化した「起」の内容は「転」か「結」に入れてみましょう。蛇足ならいりません。

■繋げてみて重複する文章や不要な表現を削除。説明不足な部分を文で補強します。推敲です。

【完成】

【実践!】

私が実際にやってみましょう。書いてみようと思っていた日記です。

【書き書きアウトプット】
■伝えたいこと
トーストはいろいろな具材を乗せると美味しい

■読者の未来
・トーストが食べたくなる
・お家で作ってみたくなる
・喫茶店のモーニングに行きたくなる

■ワクワクコメント
・トーストも贅沢な一品になりますね!
・日常のしあわせですね!
・美味しい焼き方を早速調べちゃいました!

■ガッカリコメント
・朝はご飯派です
・トーストはシンプルが一番

■エピソード
近所のトースト専門カフェ。いつ行っても満席状態のお店。
分厚めに切ったパンを外はカリっと中はフンワリ仕上げている。
バターだけ塗ったシンプルなバタートーストはウマイ。
デミグラスソース、ベシャメルソース、チーズなどを乗せたトーストもこれまたうまい。

■似たような発信
ない。

【ワードフィッシング】
トースト。分厚い。おかず。日常。ごちそう。近所。繁盛店。大人気。シンプル。満足感。しあわせ。贅沢。


【パズルdeプロット】
起:トースト 大人気 近所
承:シンプル おかず 分厚い 繁盛店
転:日常 満足感 しあわせ 贅沢 ごちそう

【レッツライティング♪】
■まとめ
普段食べているトーストは工夫を加えるとごちそうに生まれ変わります。分厚く切る。外はサクっと、中はフワっと食感に焼き上げる。好きなおかずを乗せてみる。安価なトーストをお金を払ってでも食べたくなる一品に仕上げるのは一手間にかかっていますね。その手間を惜しまず仕上げたトースト。満足度は高級レストランに行くくらいあります。

■転
毎日食べる人もいる日常のトースト。ちょっとしたことで贅沢なごちそうに変えることができます。

■承
近所に大繁盛店があります。朝から夕方までオープンしている「トーストカフェ」。お客さんは老若男女問わず、いつの時間にいっても満席です。
厚めに切った食パンをトースターで外はサックリ、中はフンワリと焼き上げてくれます。たっぷりのバターを塗ったバタートーストは絶品。
あんこやジャムを乗せたデザート系トースト。ベシャメルソースやデミグラスソース、チーズを乗せたおかず系トーストも大人気メニューなんですよ。

■起
トーストは好きですか?好きか嫌いかと考えない人も多いでしょうね。あったら食べるよ的な感じでしょうか。私は好きです。
地元に美味しいトーストを食べさせてくれる大人気のお店があるのです。
↓抽象化
習慣は好きかどうかなどを考えない。好きだから朝起きて顔を洗う人は少ないだろう。ただの習慣に好き嫌いはないのである。

【逆転推敲】
■起
トーストは好きですか?好きか嫌いかと考えない人も多いでしょうね。あったら食べるよ的な感じでしょうか。私は好きです。
地元に美味しいトーストを食べさせてくれる大人気のお店があるのです。
↓抽象化
習慣は好きかどうかなどを考えない。好きだから朝起きて顔を洗う人は少ないだろう。ただの習慣に好き嫌いはないのである。

■承
近所に大繁盛店があります。朝から夕方までオープンしている「トーストカフェ」。お客さんは老若男女問わず、いつの時間にいっても満席です。
厚めに切った食パンをトースターで外はサックリ、中はフンワリと焼き上げてくれます。たっぷりのバターを塗ったバタートーストは絶品。
あんこやジャムを乗せたデザート系トースト。ベシャメルソースやデミグラスソース、チーズを乗せたおかず系トーストも大人気メニューなんですよ。

■転
毎日食べる人もいる日常のトースト。ちょっとしたことで贅沢なごちそうに変えることができます。

■まとめ
普段食べているトーストは工夫を加えるとごちそうに生まれ変わります。分厚く切る。外はサクっと、中はフワっと食感に焼き上げる。好きなおかずを乗せてみる。安価なトーストをお金を払ってでも食べたくなる一品に仕上げるのは一手間にかかっていますね。その手間を惜しまず仕上げたトースト。満足度は高級レストランに行くくらいあります。

↓推敲

トーストは好きですか?
習慣的に食べる人なら好きかどうかなんて考えないかな。あったら食べるよ的な感じでしょうか。私は好きです。
地元に美味しいトーストを食べさせてくれる大人気のお店があるのです。繁盛店の秘密はなんなのでしょうか?

朝から夕方までオープンしている「トーストカフェ」。お客さんは老若男女問わず、いつの時間にいっても満席の大繁盛店。

厚めに切った食パンをトースターで外はサックリ・中はフンワリと焼き上げてくれます。たっぷりのバターを塗ったバタートーストは絶品!
あんこやジャムを乗せたデザート系トースト。ベシャメルソースやデミグラスソース、チーズを乗せたおかず系トーストも大人気メニューなんですよ。

毎日食べる人もいる日常のトースト。このお店のようにちょっとしたこだわり、工夫を加えて贅沢なごちそうに変えることができます。

分厚く切る。外はサクっと中はフワっと食感に焼き上げる。好きなおかずを乗せてみる。

安価なトーストをお金を払ってでも食べたくなる一品に仕上げるのは一手間が必要です。その手間を惜しまず仕上げたトースト。満足度は高級レストランに匹敵するからお店は大人気なんでしょうね。

473文字の短い文章が完成しました!

ポイントはキーワードです。
【ワードフィッシング】をするために【書き書きアウトプット】があるんですね。